ニュース

LGHがPJSEZで水素焙煎コーヒー工場を着工

2025年11月28日、ラオグリーンハイドロジェン株式会社(LGH)は、チャンパサック県パトゥムポーン郡KM19村のパクセー・ジャパン中小企業経済特区(PJSEZ)において、水素焙煎コーヒー工場建設プロジェクトの起工式を正式に執り行いました。工場の建設は、2025年12月から2027年4月の1年半で完了する予定です。
式典には、チャンパサック県経済特区委員会、県公共事業運輸局、情報文化観光局、パトムポーン郡行政委員会、KM19村の各代表者に加え、LGH、EPCコントラクター、PJSEZに進出している日本企業、および本プロジェクトに関与するその他の地元企業の代表者が出席しました。
式典での挨拶で、LGHの西尾龍太郎社長は、グリーンイノベーションと環境に優しい産業発展の促進へのコミットメントを強調しました。同社は、グリーン水素技術を高品質コーヒー豆の焙煎に応用することで、クリーンエネルギー生産の新たなモデルを導入することを目指しており、PJSEZにおける環境に配慮した産業慣行に向けた重要な一歩となります。
テープカットの後、参加者全員が先月完成したPJSEZ内のレンタル工場にある水素焙煎コーヒーパイロット工場のツアーに参加し、生産工程を見学し、水素エネルギーを使って焙煎されたコーヒーの試飲を楽しみました。
起工式は成功裏に終了し、LGH、県当局、地元自治体、請負業者、PJSEZ、そしてすべての参加者間の強力な協力関係が示されました。このプロジェクトは、水素焙煎によってラオス産コーヒーに高い付加価値を加えることで輸出を拡大し、地域におけるグリーンエネルギー技術の普及を促進し、ラオスの持続可能な経済発展に貢献することが期待されます。